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単なる雑記です

Moshi Vortexがイヤホン界においてコスパ最強である2つの理由。

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僕は、ここ10年くらいで様々なイヤホンを渡り歩いてきた。

その10年間の中で出会った様々なイヤホンの中で順位をつけるなら、1位は

 

Moshi Vortex

 

だと胸を張っていうことが出来る。

そういえる理由を、様々なイヤホンとの出会いと併せて述べさせていただこう。

 

 

イヤホンの変遷

僕は今まで様々なメーカーのイヤホンを買った。

 例えば5~6年前?くらいに巻き起こった、イヤホンのコスパ重視ムーブメントの火付け役であるフィリップスのSHE9700にもお世話になったし、低音+低価格を全面に出し、イヤホンのエントリーモデルを多数輩出したオーディオテクニカにも何種類かお世話になった。

 

補足

ちなみに僕は基本的に1万円以上1万5000円以内のイヤホンを買うようにしている。

これは僕の完全なる主観だが、イヤホンの音質の良し悪しはおおむね2万円を超えるあたりから素人では判別がつかなくなってくる。

もちろん2万円を超えても、値段に比例して多少音は良くなるかもしれないが、それは決してコストパフォーマンスが高いとは言えない。

素人レベルを超えて、楽器一つ一つの微妙な音の違いを聴き取る必要がある人はもはやヘッドホンを買うだろう。

なので、手軽に音質の変化を楽しみたい人は15000円以内で買い替えることをオススメする。

 

2年前までは、初音ミクカラーでおなじみ

 

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SHUREのSE215で安定していた。

確かにこのイヤホン、音に忠実だしとてもいいイヤホンだ。

しかしどうしてもこのイヤホン、SHURE掛けが前提になる。

正直、SHURE掛け面倒くさい。

耳の裏通して、耳にフィットするまで動かしてーっていうあの動作が面倒くさくてたまらない。

 

ということで、SHUREのSE215の後継者を見つけるべくググり散らかしていたところ、出会ってしまったのだ、ヤツと。

僕はヤツとの出会いから、めっきりイヤホン探しをしなくなった。

 なぜならば、コスパ最強イヤホンに1つの結論が出てしまったからだ。

そう、タイトルにもある通り

 

Moshi Vortex

 

はイヤホン界における頂点であると結論付けることができたのだ。

 

イヤホン界の頂点を見つけた以上、それ以外のものを買う理由がない。

だから僕はもうイヤホン探しをしなくなったのだ。

しかも、僕はイヤホンが断線したら立て続けに同じモノを購入することは絶対になかった。イヤホン探しが趣味みたいなものだったからだ。

しかし、僕はこのMoshi Vortexに関しては2代続けて使用している。

これは僕のイヤホンヒストリーにおいて、革命が起きたといえる。

 

なぜ僕がここまでMoshi Vortexを推すのか。

 

理由その1「心地よく広がる圧倒的重低音」

先に断っておくと、僕は2万円以上のイヤホンを買ったことがないので、そこまでゴリゴリのオーディオオタクではない。

しかし、1万円前後で買えるイヤホンの中では最強クラスの低音量であることは断言できる。

しかも、3000円前後クラスに散見される「こもりがち」な低音ではなく、広がりのある低音を味わうことが出来る。

3000円前後の低音押しのイヤホンが

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「ドッ!」

 

だとしたら、Moshi Vortexは

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ドォォォォォン…

である。

 

低音は、強ければいいというものではない。

広がりがあるからこそ、音の立体感を味わうことが出来るのだ。

Moshi Vortexは、力強く壮大な低音を奏でるのだ。 

 

理由その2「圧倒的耐久性」

僕がMoshi Vortexが最強であると言う最大の理由がこの

 

圧倒的耐久性

 

である。

いつまでたっても断線しないのだ。

来る日も来る日も断線しないのだ。

 

もちろん、使い方次第で個人差は出てくるが、色々なイヤホンを渡り歩いてきた中で一番断線しなかったのがこのイヤホンだ。

多分1年半くらいはもったと思われる。

同じく1万円以上するSHUREですら1年持たずに断線した。

 

この耐久性というポイントは、イヤホンのコスパをはかる上では非常に重要なポイントだ。

 

例えばコスパ最強と散々うたわれてきたフィリップスのSHE9700、確かに同価格帯の中ではかなりの価格対音質のパフォーマンスを発揮しているが、僕は半年以上もったためしがない。

最短で3か月で断線したこともある。

仮に4か月もったとしても1年で3回、1年半で4回は買い替える必要がある。

そうすると、フィリップスSHE9700を1年半使い続けるのに2000円×4個で8000円はかかってくる。

僕が1年半使い続けたMoshi Vortexと、もう数千円の違いしかない。

それでも、価格だけで見たらまだフィリップスSHE9700に軍配がある。

 

しかし、1年半フィリップスSHE9700の「まぁまぁいい音」を聴き続けるのであれば、数千円高くてもMoshi Vortexの「かなりいい音」を聴き続けられた方がお得ではないかだろうか。しかも、断線によるストレスもない。

 

コスパとは、値段が安ければいいというものではない。

支払った値段に対し、それ相応のパフォーマンスを発揮しなければならない。

SHE9700は短期的に見ればコスパ最強かもしれないが、年単位で見ればMoshi Vortexがイヤホン界のコスパ王である。

 

詳細 

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写真の左が僕の初代Moshi Vortexで、右が2代目Vortexだ。

初代Vortexの圧倒的ヴィンテージ感。

これがまぎれもない、一年半の闘いを終えた戦士の姿である。

 

写真で見てお分かりいただける通り、

 

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デフォルトのイヤーピースは右と左で色分けがされているので、暗い場所でも判別しやすい。

 

付属品

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シリコン製のイヤーピースが大中小で3種類、ウレタン製のイヤーピースが1種類、イヤホンのケーブル収納が1個。

 

注意点

コスパ最強のmoshi vortexにも、何点か欠点があるのでそこは明らかにしておこう。

1.絡まりやすい

ヒモのような特殊な素材のケーブルを使用しており、おそらくこのケーブルがMoshi Vortexの圧倒的耐久性を実現しているのかもしれない。

しかし、一般的な素材のケーブルに比べて間違いなく絡まりやすい。

ポケットにしまうときは、しばってしまおう。

 

2.初期のイヤーピースの扱いづらさ

デフォルトで装着されているイヤーピースは、あまり耳の奥に突っ込みすぎると音がこもりやすくなってしまう。

あまり押し込み過ぎず、適度に耳にいれるようにしよう。

 

最後に

最後に2つの弱点を挙げたが、Moshi Vortexの圧倒的コスパを考えればハナクソ以下の弱点である。

 

イヤホン探しに疲れたイヤホナーたちよ。

もうイヤホン探しをやめ、Moshi Vortexに落ち着いてみてはいかがだろう。