30歳の独身男がひっそり婚活をはじめた件について
突然ですが私は2019年の9月に30歳の誕生日を迎えました。
10年前には新宿駅で髪を筋盛りにしてもらい意気揚々と横浜アリーナに向かい成人式に参加していたわけですが、あれからもう10年という歳月が流れたのかと思うと、人生というものの儚さを感じざるを得ないのです。
それと同時に、20歳と言えば法律的には大人と分類されますが、大学全入時代の昨今においてはまだまだ世間知らずな「若者」のレッテルを貼られる年齢なわけで、社会的には30歳が責任ある大人と認識されるケースが多いのが実態であり、そういう歳を迎えたことを考えると身が引き締まる思いがします。
婚活始めました
ところで、最近では晩婚化やら少子高齢化なんて言葉が良く耳に入ってくることが多くなりました。
男女平等が世に浸透し始め、世界的には遅れてはいますが、過去の日本に比べると我が国でも女性の社会進出が進み、バリバリ働く女性が増え、家庭に入ろうと考える女性が少なくなったことも、晩婚化やら少子高齢化が進行する要因の一端を担っています。
一昔前であれば、男性も女性も25歳になるまでに結婚をするのが当たり前でしたが、最近では30歳がそのボーダーラインになったように感じます。
つまり、30歳になった私は否が応でも結婚について意識しなければならない年齢になったということです。
前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、簡潔に申し上げると婚活というやつを始めました。
婚活サービスのアレコレ
というわけで婚活について色々と調べてみたわけなんですが、頭がクラクラしてしまうくらい色々な婚活サービスがあるんですね。
最も王道の婚活サービスである「結婚相談所」のほかに、行政が主体となり開催する「街コン」であったり、スマホで手軽に始められる「婚活アプリ」であったり、婚活サービスと呼んでいいのか微妙なくらいカジュアルですが見知らぬ男女が店内で相席してお酒を飲み交わす「相席屋」などなど・・・。
まぁ晩婚化が進むということは、「当たり前に結婚をする」時代から「結婚をしたいけどできない」という人が増える時代になったということですから、そういう欲求をかなえてくれるサービスが盛り上がり、あらゆる会社が参入するのは必然かもしれません。
ただ、どの婚活サービスもそれぞれ特徴があって、利用する層も微妙に違うので、どれを使っても上手くいくというわけではないので、利用するサービスはキチンと選ぶ必要がありそうです。
ざっくり、私が色々と調査した感じたと
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 結婚相談所 | ・結婚を真剣に考える男女が集まる ・料金が高いからみんな安定した収入はある |
・料金がとにかく高い（3ヵ月で結婚できたとして20万～30万くらい） |
| 街コン | ・若い男女が集まる | ・ちょいちょいネズミ講が紛れ込んでいる ・パーティーによってはコミュ力が必要 |
| 婚活アプリ | ・手軽に利用できる ・イケメン、可愛い子がいる率が高い |
・気軽に使えるがゆえに結婚に対する本気度が低い ・年収を偽っていたり写真を盛りまくってる人がそれなりにいる |
| 相席屋 | ・友達と飲んだあと等に気軽に利用できる ・安い |
・全力でタダ飯食いにきている乞食がいる ・結婚考えているやつがほぼいない |
こんな感じです。
まぁ相席屋に関してはほぼエンタメスポットなので、婚活の選択肢として真っ先に除外してもなんら差し支えないでしょう。
残るは3択なんですが、どう考えても最短で結婚にたどり着ける最も効果的な婚活ツールって「結婚相談所」なんですよね。
街コンとか婚活アプリは会員の「結婚」に対する温度差が本当に大きいので、1ヵ月で5人と連絡先を交換して出会えたとして、そのうち3人は結婚のことなんてさらさら考えてないなんてことが普通にあります。
かたや結婚相談所は他の婚活サービスに比べて料金がとにかく高く、調べた感じだと入会金で10万円、月会費で1万円、成婚料で20万円あたりが相場です。
ただ、この料金の高さがむしろ、会員たちに「結婚」というただ一点を向かせるための装置としての役割を果たしてるんですよね。
しかも長くいればいるほどお金はかかり続けるわけですから、「一日でも早く結婚しないと」という意識になりやすいです。
1ヵ月のうち5人とお見合いをしたとして、5人全員そういう意識を持った人と出会えるわけなので、1回1回の出会いに一切の無駄がないんです。
ですから「結婚する」ことだけを考えたら結婚相談所が最も合理的な選択肢になってきますよね。
結婚相談所の良し悪し
そんなこんなでつい最近は結婚相談所のことばかりを調べているんですが、案の定頭がクラクラするくらい沢山の結婚相談所があるんですよね。
ただ、結婚させてもらえなそうな結婚相談所を見る目はだんだん肥えてきました。
結婚相談所の料金システムについて少し上で触れましたが、まれに「成婚料」を取っていないことをアピールする結婚相談所があります。
大抵は成婚料が最も大きな負担になるので、これが無料だと非常に大きなインパクトです。
しかし、結婚相談所も営利企業でありますから、「利益が出るかどうか」が行動基準になるわけで、会員を結婚させてもお金がもらえない、逆に入会させるとお金がもらえる、という仕組みだと「入会させること」に最大のリソースを割くわけです。
入会させて10万円、そして毎月自動で1万円が入ってくるが、成婚させても1円も入ってこないなら、長いこと放置するのが吉なんです。
釣った魚にエサは与えてくれません。
ですから、会員は結婚をしたら幸せになる、結婚相談所は会員を結婚をさせて初めて儲かる、このようにお互いの利害が一致している結婚相談所を選ぶべきでしょう。
成婚料はしっかり取るが、それでも料金は安く設定されている、そんな基準で大阪の結婚相談所を調べていたらセブン結婚相談所というところがなんとなく良さげな気がしてます。
成婚料はしっかりかかりますが10万円と良心価格。
その他の料金に関しても、入会金が24,800円、月会費7,500円というのは相場よりはるかに安いです。
あとは大手だったらパートナーエージェントとか良さそうですね。
大手の結婚相談所だと一般的には1人の担当者が200人とか受け持ったりしていて、絶対入会者の顔と名前一致しないだろ状態なんですが、パートナーエージェントだとコンシェルジュ1人が担当する会員数を100人以下に抑えているそうなので。
いずれにせよ、最近じゃ口コミを自作自演する企業もあったりして、結婚相談所も例外ではないと思うので、ネットだけで完結するのはやめた方がいいですね。
皆さん結婚相談所を利用する場合には直接足を運んでみましょう。
大抵は初回のカウンセリングは無料ですから。
おわりに
そんなこんなで30代は婚活とともにスタートを切りました。
果たして無事に結婚できるのか。
はたまた独身のまま40歳を迎えるのか。
乞うご期待です。
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